色でわかる!爪の病気とトラブル

こんばんは!

FREE’Skobe 大下 彩です。

最近急に寒くなりましたね❄︎
みなさま、体調を崩したりしていませんか?

よく体調は爪に出ると言いますよね。

今回は、気になる爪の色のお話をしたいと思います*

 

1、主な変色とその原因

白斑

ルコニキア(爪白斑)

白濁

肝硬変、慢性腎不全、糖尿病


黄白色

爪白癬、爪甲剥離症、ニコチン付着、内臓疾患、

リンパ系の異常、新陳代謝の低下

青紫色

先天性心疾患、肺疾患

緑色

緑膿菌感染

赤色

発熱性肉芽種、爪下出血

黒褐色

金属性色素沈着、アジソン病、薬剤の影響、爪下出血、

メラニン色素増加、悪性腫瘍

 

2、それぞれの詳細と施術の可不可

2−1、白斑<ルコニキア(爪白斑)>


・爪白斑:白癬菌の感染により生じる。爪白癬の場合は、爪甲が白濁また黄白色に変化する。手白癬の場合は、小水疱、鱗屑、びらん(湿潤してじゅくじゅく赤くなること)を生じる。
[施術不可]

2−2、白濁<肝硬変、慢性腎不全、糖尿病>


ネイル自体には問題ありませんが、あまりにも白濁(白く濁っている場合)は、体の内部に異常がある可能性があるので、病院に行く事をお勧めします。
[施術▲]

2−3、黄白色<爪白癬、爪甲剥離症>


・爪白癬:白癬菌の感染により生じる。爪白癬の場合は、爪甲が白濁また黄白色に変化する。手白癬の場合は、小水疱、鱗屑、びらん(湿潤してじゅくじゅく赤くなること)を生じる。

・爪甲剥離症:爪甲と爪床の間に「角質」ができ、爪甲が爪床部からはずれた状態・剥離した部分の爪は白く見える。カブレや外傷(無理なピンチなどによるものも含む)カンジダ感染、甲状腺機能異常などによっても生じる。
[施術不可]

2−4、青紫色
ネイル自体には問題ありませんが、体の内部に異常がある可能性があるので、病院に行く事をお勧めします。
[施術▲]

2−5、緑色<緑膿菌感染>


・イクステンションとナチュラルネイルの間のリフト部分から緑膿菌が侵入し、感染する。
・爪白癬、爪甲剥離症等の、主原因に二次的に緑膿菌が感染する。
[施術不可]

2−6、赤色<発熱性肉芽種、爪下出血>
・発熱性肉芽種:生体内に異物(それは感染源をはじめとして、有害であることが多い)が入り込んだ際に、それに対する防御反応として炎症が起きる。
[施術不可]

・爪下出血:圧迫が原因でなる事もあるので、ひどくなければ放っておいたらいずれ治る場合もある。
[施術▲]

2−7、黒褐色
ネイル自体には問題ありませんが、体の内部に異常がある可能性があるので、病院に行く事をお勧めします。
[施術▲]

 

ネイリストは、医師免許を持っているわけではありません。

ご来店されたお客様のお爪の状態が良くない場合は、オフのみをし、ジェルネイル等の施術をお断りさせていただく場合もあります。
ネイルがないと淋しく感じますよね。

しかし、お客様の健康を考えてこそ、病院へ行く事をお勧めする場合もあります。小さな異常が大きな病気になる事のないように。

ネイルも健康的に楽しみたいですね♩
少しネイルについて知り、爪が緑色になるグリーンネイルなど、予防できるものは予防しましょう!